共生学園入学案内

新横浜歯科技工士専門学校卒業生の声

歯型にぴったり合う義歯をつくる歯科技工士

菅野さん
  • 歯科技工士は義歯をつくる職人。差し歯や入れ歯など、どんな歯もつくれるオールラウンダーになるのが目標菅野 悠斗さん
    有限会社菅野デンタルアート
    新横浜歯科技工士専門学校 歯科技工士科2003年3月卒
  • ■プロフィール 神奈川県立茅ヶ崎高校出身。自営業で歯科技工士の仕事をしている父親の影響を受け、新横浜歯科技工士専門学校を志望。歯科技工士国家資格を取得し、卒業と同時に株式会社コアデンタルラボ横浜に就職。歯科技工士としての技術を磨く。2006年7月に独立し、自宅にある父親の事業所で個人として仕事を始める。趣味はサーフィン。いい波がきそうなとき、朝早く、仕事をはじめる前に近くの海にでかけるのが楽しみ。
  • 国家試験に合格するのが仕事の第一歩子どものころ、プラモデルや工作が得意だった菅野さんは、歯科技工士である父親の仕事場に入りこみ、義歯を削る機械でプラモデルに穴を開けて遊んだりしていた。父親の背中を見て育った菅野さんが歯科技工士の専門学校に進んだのは、自然の成り行きだった。
    「新横浜歯科技工士専門学校は、父の歯科技工士仲間の人たちが、『あそこは技術をちゃんと教えてくれるから、即戦力になるよ』と情報をくれたので選びました。学校では、なんとなく見て知っていたことを、基礎から勉強しなおしました。たとえば上の前歯は上顎右側の1番と呼ぶとか、専門用語もものすごくいっぱいあるんですが、それもしっかり頭に叩き込まれました」と菅野さん。おかげで、歯科技工士の国家試験も、スムーズに合格できたそうだ。

  • 数をこなして技術を磨き講習会で知識を習得専門学校を卒業すると、菅野さんは大手の歯科技工士の会社に就職する。「学校では基礎を学びましたが、いざ会社に入って仕事をはじめると、材料や技術も、新しいことや知らないことがいっぱいあります。そういうのは、数をこなして、実践で覚えていくほかはありません。会社に入ってよかったのは、3カ月に一回くらいの割合で、講習会や勉強会に行かせてもらえたこと。新たに開発された材料を使った技術の指導やデモンストレーションなどを体験し、最先端の知識を身につけることができたのは、大きなメリットだったと思います」と菅野さんは話す。ただし、会社では、仕事の流れの一部をこなすだけ。父親の仕事ぶりを見ていて、歯科技工士は職人仕事と思っている菅野さんには、物足りない部分も多かった。そこで、会社に入って3年目の夏に、独立して父親のもとで修行しながら、個人で仕事をすることにした。

  • つくった義歯がぴったりなとき手応えを実感「ぼくの父親はこの仕事のオールラウンダー。差し歯も入れ歯もぜんぶやります。差し歯専門の人、入れ歯専門の人もいるけれど、ぼくも父親のようなオールラウンダーをめざしたいです。いまは、歯医者さんに呼ばれて、患者さんの歯を実際に見て、話し合って色を決めたり、義歯をつくったあと、患者さんの口にはまった歯のできばえを確認しに行くこともあります。最初から最後まで、全部自分が責任をもてる仕事のやり方は、自分に合っていると思いますね。この仕事をやっていていちばん嬉しいのは、歯科医師の先生が一回も削ったりしないで、ぼくのつくった義歯がきれいにはまったとき。そういうのは職人技ですからね。『完璧だったよ』といわれると、ほんと、やったぜと思います」。まだまだこれから、いろいろ覚えていかないといけないけれど、「仕事が楽しくて仕方がない」と菅野さんは話してくれた。